法と心理

 第10巻 第1号 2011年


法と心理学会10周年記念 巻頭言

■「法と心理学の10年」
後藤昭


特集
[アジアの法と心理学の成果と今後への期待:これまでの10年とこれからの10年] 第10回大会シンポジウム


企画趣旨
  高木光太郎

日本における「法と心理学」の成果と今後への期待――供述分析に焦点を当てて
  浜田寿美男

■韓国の法心理学の発展と見込み
  朴光培(翻訳:金銀貞)

中国における法心理学の興隆と発展
  馬皚(翻訳:片成男)

コメント
  後藤昭

■コメント
 一瀬敬一郎

■質疑の一部
 編集委員会


法と心理学会第10回大会 大会企画公開シンポジウム「足利事件が意味するもの:裁判の実態と法心理学研究」

■企画趣旨とまとめ
 原聰

■足利事件と自白
 佐藤博史

■菅家さんへのインタヴュー
 原聰

■自白信用性評価から「司法事故調査」的事例研究へ
 高木光太郎

■足利事件とDNA型鑑定
 指宿信


サブ特集
[裁判員裁判における感情的コミュニケーションの影響]


■サブ特集「裁判員裁判における感情的コミュニケーションの影響」にあたって
 伊東裕司

■感情をかきたてる証拠
 高野隆

■心理的インパクトの強い証拠が素人の法的判断に与える影響
 綿村英一郎

■裁判員の判断と感情――心理学者の課題、法律家の課題
 伊東裕司


サブ特集2
[法廷における映像技術と心理学]


■サブ特集「法廷における映像技術と心理学」にあたって
 指宿信

■法廷における映像テクノロジー Visual Technologies in Court――現状と将来の課題
 Neal FEIGENSON(翻訳:岩川直子)

■ビジュアルテクノロジーは模擬陪審判断にどのような影響を与えるか――パワーポイント研究の実証的成果
 Jaihyun PARK(翻訳:岩川直子)

■ビデオ録画した自白の任意性判断における撮影観点バイアスの一解釈――認知的フレームの示唆
 Kwangbai PARK・Jimin PYO(翻訳:岩川直子)


法と心理学会第10回大会 ワークショップ

■司法過程におけるコミュニケーション分析手法の有用性とその課題

 企画:指宿信
 報告:小松加奈子・指宿信・サトウタツヤ・山田早紀
 若林宏輔・渕野貴生・堀田秀吾・藤田正博

■録画された子どもへの面接――証拠としての価値と法廷における問題
 企画:上宮愛
 報告:山本健一・岡田悦典・山崎優子
 指定討論:仲真紀子

■自白供述分析の3次元的視覚化システムにおけるテクノロジー――法学、心理学の融合のかたち
 企画:山田早紀
 報告:山田早紀・斎藤進也
 指定討論:浜田寿美男・指宿信


一般論文

■友人間の物の貸借場面にみられる貸主と借主の所有感の変化に関する一考察
 小湊真衣

■正導・誤導情報と出来事の情動性が事後情報効果に及ぼす影響
 名畑康之・仲真紀子・高田理孝

■人権に関する素人の法的判断と道徳的判断
 外山紀子・長谷川真里


事例報告

■自白とわずかな情況証拠のみで有罪となった殺人被告事件

 脇中洋(コメント:村岡美奈)


海外での心理学研究の紹介

■感情を喚起する証拠提示が陪審員の判断に及ぼす影響――グロテスクな写真と被害影響陳述

 松尾加代


海外学会参加報告

■「アメリカ心理と法学会」2010年年次大会に参加して
 岡田悦典

■アメリカ心理と法学会の参加報告
 山崎優子


書評

■浜田寿美男著『私と他者と語りの世界』

 伊藤崇

■堀田秀吾著『法コンテキストの言語理論』
 首藤佐智子


編集規定・投稿規定・編集後記




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