法と心理

 第11巻 第1号 2011年


特集
「司法臨床」の可能性― 司法と心理臨床の協働をめぐって

■「司法臨床の概念―我が国の家庭裁判所を踏まえて」:廣井亮一(立命館大学)
■「治療的司法の観点から―カナダの問題解決型裁判所」:村本邦子(立命館大学)
■「加害者治療の観点から―暴力加害者への治療セッション」:中村正(立命館大学)
■「弁護士の立場から―司法臨床の実践知」:中川利彦(和歌山弁護士会)
■「司法臨床の可能性;もう一つの法と心理学の接点をもとめて」 サトウタツヤ(立命館大学)

サブ特集
「法と心理学領域における公正概念の再検討

■若林宏輔
  「法と心理学領域における公正概念の再検討:企画趣旨」
■白井美穂・サトウタツヤ・北村英哉
  「複線径路・等至性モデルからみる加害者の非人間化プロセス―「Demonize」と「Patientize」―」
■川嶋伸佳・大渕憲一・熊谷智博・浅井暢子
  「ミクロ公正感の要因:社会経済的地位と不公正への敏感さの効果」
■滑田明暢
  「家族内役割分担に関わる適格性概念の整理と検討―対人関係場面における公正判断の理解に向けて―」
■綿村英一郎・分部利紘・藤尾未由希・高野陽太郎
  「量刑判断にはたらく応報的動機の認知プロセス」
■佐伯昌彦
  「犯罪被害者の刑事裁判への参加と手続的公正の社会心理学――英米法圏での実証研究をふまえて――」

ワークショップ
■法的推論と法教育 ― 心理学研究の到達点と法教育への可能性 ―(長谷川真里)
■「司法事故調査」的事例研究への心理学的アプローチ(1) ―(高木光太郎)
■日本の供述心理学のいま―供述分析の最前線とその可能性(山田早紀)
■法曹養成教育における法と心理の協同(松本克美)
■死刑と向き合う裁判員 − 学生のアンケート調査から見えてくるもの(福井厚)

一般論文
■山本登志哉・渡辺忠温・片成男・小湊真衣
 文化的所有意識の法心理学−日中大学生の比較調査

事例報告
■村山満明
 強姦致傷被告事件における外傷性記憶に関する意見と被害者供述の分析(コメント:井上明彦)

書評
■堀田秀吾  大河原眞美著「市民から見た裁判員裁判」
■高木光太郎 中川孝博著「刑事裁判・少年審判における事実認定」
■吉井匡 岡田悦典ほか著 「裁判員制度と法心理学 」

海外学会報告
■綿村英一郎「Law and Society Association, 2010 Annual Meetingに参加して@」
■佐伯昌彦「Law and Society Association, 2010 Annual Meetingに参加してA」


関連学会報告
■水野真木子
  「法と言語 学会」の創設と活動について






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