理事長あいさつ: 仲 真紀子



 法と心理学会は2000年に設立されました。この間,機関誌「法と心理」15巻,叢書4冊,目撃証言ガイドラインの出版などを通じ,学際的な研究交流を活性化し,科学的知見にもとづく提言も行ってきました。当初は実験心理学,刑事訴訟法,刑事裁判が中心であった研究領域も,人間科学としては臨床心理学,社会学,言語学,福祉学など,法学も民法,少年法など,法の実務も法意識・法教育,捜査,裁判(家事,民事,刑事,少年等),矯正,福祉支援等へと広がりを見せています。親から子へ,子から孫へという一世代(ジェネレーション)を30年とするならば,ここで半世代が経過したことになります。
 この蓄積を踏まえ,新たな2年間の目標として,改めて以下の3点を目標として掲げたいと思います。
 
  1. 法と心理学の融合領域の研究発展を目指し,成果を実務家にも還元する。このために,公開シンポジウムや実務家研修を強化します。

  2. 次の世代を担う若手研究者を育成する。このために,若手に対する学会参加や論文執筆等の支援します。

  3. 国際交流を活性化する。このために,国際心理学会議(ICP2016)やアジア国際法と心理学会などの国際交流を支援します。

 ますますのご支援・ご協力を賜れましたら幸いです。
 どうぞよろしくお願いいたします。



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