青空が待たれるこの頃、京都の梅雨明けは祇園祭といわれますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
6月13日、第2回研究会では、小松原織香さんには「性暴力とRJ--代替モデルと回復モデル--」について、二つのモデルの可能性と問題点をご報告いただき、四條北斗さんには「ストーキング構成要件について」として現行ストーカー規制法の解釈と課題を整理していただきました。第3回研究会を下記のよう企画いたしましたのでご案内申し上げます。どうぞお誘い合わせのうえご参加ください。
(開始時刻が昼の時間帯になっておりますので、ご注意ください)
●日 時: 2014年8月6日(水)15時~17時(※時間帯ご注意下さい。)
●場 所: 龍谷大学 深草学舎 至心館 1F
●報 告: 飯田智子さん(NPO法人 静岡司法福祉ネット明日の空設立準備室 室長)
●コメント: 芝多修一さん(逗子ストーカー事件被害者遺族)
講師について:
「明日の空」の飯田智子さんは、もともと地域定着センターの職員をしておられましたが、刑務所から出所する人たちで、高齢者・障害者の枠に入らない人たちの困難に直面されました。そこから、枠を区切らずに出所者を支援するNPO法人「明日の空」を立ち上げるため、いま、準備しておられます(正式始動は秋頃)。準備段階にも関わらず、要請はひっきりなしに飛び込んで、すでに支援を始められているそうです。
ストーカー問題の事例は多くないそうですが、加害を行ってしまう人で、社会適応が難しい人への対処を考える上で、実務の現状や、官ではなくNPOとして対応すると決意された経緯などをお話しいただきます。
・主催:科学研究費補助金新領域研究(研究領域提案型)法と人間科学「犯罪者・非行少年処遇における人間科学的知見の活用に関する総合的研究」(研究代表者・石塚伸一)性犯罪ユニット
・共催:龍谷大学矯正・保護総合センター
[問い合わせ] 龍谷大学法科大学院 石塚伸一研究室
TEL:075-645-8466 FAX:075-645-2632
E-mail: ishizuka*law.ryukoku.ac.jp (*を@に換えてご利用下さい)