2013年2月、初公演で好評を得たミュージカル児童劇「カルデモンメのゆかいなどろぼうたち」の再演が、いよいよ上演です。 3月8日、京都駅前アヴァンティ響都でおあいしましょう。 当日参加も可能です。
遠くて来れない方たちのための生中継! http://youtu.be/naWUG_TByEY
そうだ、カルデモンメに行こう!
☆メッセージ☆
極東の島国日本と北欧の海洋国ノルウェーは、広さは同じくらい。漁業の盛んな国です。しかし、こと刑事政策に関しては、この30年、別の道を歩いてきました。
日本は、悪いことをした人に対しては、その報いとして刑罰を科し、刑務所に閉じ込めて、社会から排除します。死刑は、社会からの排斥を徹底した究極の刑 罰です。ところが、北欧の小国ノルウェーには死刑がありません。刑務所では、犯罪や非行をおかしてしまった人たちのために、徹底して、社会復帰の支援をし ます。両国は、ともに世界で最も犯罪の少ない国、刑務所人口の少ない国だといわれています。それなのに、この二つの国の違いは、どこからきたのでしょう。
此の国には、1億2千万もの人が住み、彼の国にはわずか5500万人しか人口がいないから?
此の国は、高度に発展した資本主義の大国で、彼の国は福祉国家だから?
此の国は、仇討の国で、彼の国はコミュニティーを大切にする国だから?
日本のおとなたちは、こどもたちに「勧善懲悪」の桃太郎さんのおとぎ話を聞かせます。ノルウェーの親たちは童話「カルデモンメのゆかいなどろぼうたち」のお話をして、いっしょに歌います。
わたしたちは、つぎの時代を生きるこどもたちに何を手渡そうとしているのでしょうか? すべては、2015年3月8日(日)15:00、京都駅前のホールからはじまります。
耳をすましてみてください!カルデモンメの人たちの声が聞こえます。
~♪ カルデモンメは歌の町。こどもも、おとなも歌うのさ♪~ (プロデュース・石塚伸一)
☆原作紹介☆
原作:Thorbjørn Egner,Folk og røvere i Kardemomme,1955:Norway
(トールビョールン・エグネル〔鈴木武樹訳〕『ゆかいなどろぼうたち』学研マーケティング、1981年)。
世界のこどもたちに親しまれている作品です。ノルウェー児童文学賞を受賞。日本でも、人形劇として放送され、著名な劇団がファミリーミュージカルとして上演しました。
わたしたちは、2013年2月にこのミュージカルを上演するために集まったメンバーです。
●日時:2015年3月8日(日)15:00~16:30 (開場:14:30~)
●場所:龍谷大学 響都ホール 校友会館
京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階 TEL.075-671-5670)
JR京都駅八条東口から徒歩約1分
参 加 費:無料
主催:カルデモンメ劇団(石塚伸一)
[お問い合わせ先]
龍谷大学矯正・保護センター
京都市伏見区深草塚本町67 至心館1階
URL: http://rcrc.ryukoku.ac.jp/
email: kyosei-hogo*ad.ryukoku.ac.jp(メール送信の際には *を@に換えてご利用下さい)