題名:市民と育む法意識:法教育の理論と実践
場所:岡山大学 津島キャンパス A34 教室 (一般教育棟A棟3階)
参加無料 申込不要
講師 梅田比奈子(横浜市教育委員会主任指導主事)、外山紀子(津田塾大学教授)、村松剛(弁護士 横浜弁護士会所属)、吉岡昌紀(清泉女子大学 教授)
◆ コーディネーター:唐沢 穣(名古屋大学 教授)
法教育とは,法律の専門家ではない一般の人々が法や司法制度,その基礎になっている価値を理解し,法的 なものの考え方を身につけるための教育である。近年,日本でも,裁判員制度が始まったこと等もあり,法 教育の必要性が認識されつつある。その実践も広まりを見せているが,法律や裁判を扱えば法教育と思われ る向きがないともいえない。
この研修では,次の 3 点に関する解説――(1) 弁護士の立場から法教育の内容と目的について,(2) 小学校教 員の立場から新学習指導要領における法教育の位置づけについて,(3) 発達心理学者の立場から道徳性・社 会認識の発達について――を踏まえ,小学生および中学生向けの法教育の実践例をいくつか紹介する。その 上で,いわゆる心情主義,徳目主義を特徴とする従来の道徳教育と比べ,法教育がどのような特色をもつか についても解説する。
詳細はこちらのパンフレットを参照ください。