【対象】 弁護士、裁判官、警察官・検察官、家裁調査官、児童相談所職員、心理学者など
子どもと関わる職種の方に幅広く
・概要
ワークショップでは,司法場面で児童に対する性的虐待(CSA)の申し立てに,専門家として関わる(または将来的に関わる可能性がある)方を対象としてい ます。特に,CSAに関わる監護権の議論,児童保護の行為,個人訴訟,犯罪捜査・起訴場面などの司法場面に携わる方におおすすめです。
これまでは,CSAの専門家の方から未経験の方まで,幅広い方々を対象に司法面接法の訓練について話題を提供してきましたが,今回は,これまでと違うテーマを提供し,特に専門的な方に興味を持っていただける内容となっています。
このワークショップは,CSAの調査・評価を行う際に起こる手続きによるエラー,推測によるエラーを理解してもらうことにフォーカスしています。
※ワークショップは基本的に英語で行われますが、パワーポイントは日本語で表示され、質疑や解説など必要に応じて適宜通訳が入ります。
・講師:Steve Herman 先生 (ハワイ大学・心理学准教授)
スタンフォード大学でカウンセリング心理学の学位を取得されました。Herman先生の研究は,児童への性的虐待に対して,ソーシャルワークや医療などの専門家によって行われる評価に焦点を当てています。特に,児童による性的虐待の報告の正確性に対して,専門家がどの程度誤った判断をするか見積もる方法を開発されています。
Herman先生はアメリカ心理学会(APA)で,児童への性的虐待に関するエラーについて何度かにわたってワークショップを行っています。ワークショップには,心理学者を始め,裁判官,弁護士,児童保護司など,性的虐待事例に関わる方々が参加され,彼らから高い評価を得ています。
詳しくはこちらをご覧下さい>>http://steveherman.com/
[お問い合わせ先]
* ご参加を希望される方は、氏名・ふりがな、性別、ご職業・ご所属をお書きの上、事前に下記までメールにてご連絡ください。
北海道大学大学院文学研究科
新学術領域研究「法と人間科学」総括班支援室
email : lahs*let.hokudai.ac.jp *メール送信の際には、*を@に換えてご利用下さい。
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主催:平成27年度日本学術振興会・社会科学専門調査班「社会科学(とくに心理学)の分野に関する
学術研究動向及び学術振興方策−社会実装を目指す心理学研究の展開」
後援:文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」仲班、
文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」総括班支援室