札幌法と心理研究会が下記の要領で開催されました。
■日時: 2012年4月23日(月) 午後6時30分から
■場所: 北海道大学 人文社会科学教育研究棟(W棟)W101教室
■報告者: 緑 大輔先生(北海道大学大学院法学研究科)
■報告題目: 「司法面接の成果と伝聞法則―刑事裁判における書証としての利用可能性」
■報告内容:
幼児供述を記録した司法面接DVDを、現行刑事訴訟法の枠内で 証拠として法廷に顕出させることができる場合を、解釈論として 整理して示した。実質証拠として用いる場合には関連性の問題、 伝聞例外の諸規定の要件の充足可能性の問題が生じること、 裁判所の証拠採否裁量との関係でも検討を要することを指摘した。