主催 日本学術会議心理学・教育学委員会法と心理学分科会、
社会のための心理学 分科会
共催 公益社団法人日本心理学会,文部科学省新学術領域「法と人間科学」
<開催趣旨>
裁判員裁判は,市民と裁判官が協働し,法的判断を行う重 要な制度である。しかし,種々の調査は,証拠を適切に評価できるか,公正な判断ができるか等,裁判員になることに対し,市民が様々な 不安を抱えていることを示している。本シンポジウムでは,元裁判官であり法学者である杉田氏から,実務を踏まえて,裁判員の一般的な 思考や判断の特性,特徴についてお話しいただく。社会心理学者である唐沢氏には,その心理学的メカニズムについてお話しいただく。こ のことを通じて,裁判員制度にお いて,心理学的に何が課題であり,どう対処できそうかを考えてみたい。
【第1回】
[お申し込み方法]
参加希望の方は必ず事前にお申し込み下さい。お申し込み頂いていない方は、入場頂けない場合がございます。
お申し込み方法の詳細をポスターでご覧頂いた上、日本心理学会(email:jpa-event*psych.or.jp, fax:03-3814-3954,tel: 03-3814-3953)にお申し込み下さい。
[タイムテーブル]
14:00 趣旨説明
仲 真紀子(日本学術会議第一部会員・法と心理学分科会委員長、
北海道大学大学院文学研究科教授)
14:10「裁判員制度をめぐる法手続きの問題」(仮 題)
杉田宗久(同志社大学司法研究科教授)
15:00「裁判員制度をめぐる心理学的諸問題:何が課題か,どう対処するか」(仮題)
唐沢 穣(日本学術会議連携会員、名古屋大学大学院環境学研究科教授)
15:50 総合討論 外山みどり(日本学術会議連携会員、学習院大学文学部教授)、
松宮孝明(日本学術会議連携会員、立命館大学大学院法務研究科教授)
16:20 閉会の辞(日本学術会議第一部会員・社会のための心理学分科会委員長、
九州大学大学院人間環境学研究院院 長・教授)
【第2回】