札幌法と心理研究会が下記の要領で開催しました。
(アクセス: http://www.juris.hokudai.ac.jp/access/index.html)
1,名畑 康之 (北海道大学大学院文学研究科院生)
「裁判員は属性の異なる目撃証人の証言の信用性をどう判断するのか-情報処理スタイルと動機付けとの関連で-」
"裁判員の情報処理スタイル"と"裁判員への分析的な処理の動機付け"が,裁判員による証言の信用性判断を左右するのかどうかを検討した。今回は,その結果を報告し,その結果から示唆される目撃証人の属性が裁判員による証言の信用性判断に及ぼす影響の生起機序についても報告する。
2,堀田 尚徳 (北海道大学大学院法学研究科院生)
「目撃者の属性が裁判員に影響を与えた事例」
2009年5月の裁判員制度導入後、「目撃者の属性」が供述・証言の信用性を判断する上で裁判所に対してどのような影響を与えてきたのかについて、制度導入後の裁判例を通じて考える。