*「法と人間科学」が後援しております。
【日時】 2013年6月22日(土) 13:10 開場 14:00 開演
【会場】 日比谷コンベンションホール
【内容】
プロローグ 映像「虚像の神様~麻原法廷漫画~」-青沼陽一郎
基調報告 1 「現実感のなさと絶対者」-滝本太郎
基調報告 2 「地下鉄サリン事件と私」-高橋シズヱ
基調報告 3 「何人もの被告人と面接、心理鑑定をして」-西田公昭
パネルディスカッション(発言順)-司会 櫻井義秀
指定討論 楠山泰道(僧侶)
小野毅弁護士(オウム真理教被害対策弁護団)
永岡英子(オウム真理教家族の会)
【参加費】 資料代 1,000円
【概要】
いわゆるオウム真理教事件から18年を経過した。化学兵器サリンによる無差別大量殺人事件のむごさと恐ろしさは文字どおり世界を震撼させた。「真面目な多くの若者」がこの集団に入り、極悪非道の行為をした、それが世界を震撼させたのである。
刑事事件自体は、捜査と裁判を経て、ほとんどつまびらかにされた。だがどうしてメンバーが集い、教祖の指示とはいえこの極悪非道の行為を行うことができた のかは、まだまだ共通認識に至っていない。まして今、勧誘されうる若い人々にとっては歴史上のこととなっている。
今、『オウム真理教』は団体規制法の観察処分の下に存在し、若者を勧誘している。
事件の残虐さ、一人ひとりの人生、裁判で分かったこと、オウム集団にメンバーが集い、教祖の指示とはいえこの極悪非道の行為を行うことができたシステムの 恐ろしさを、若者を含めて改めて国民の共通認識とし、類似事件の危険性はないのか、未来を見据えたとき何がもっとも大切なのか、12名の死刑を執行するこ とが正しいことなのか、それらをテーマに、会内外の発言者による公開講座を開く。