科学研究費新学術領域「法と人間科学」(代表:仲真紀子北海道大学教授)では、「裁判員の心理」に関する研究のために模擬裁判を開催いたしました。裁判員制度や裁判に関心のある方のたくさんのご参加ありがとうございました。
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
*正門をご利用下さい。他の門は閉まっています。
・どなたでもご参加いただけます。ふるってご参加下さい(参加費無料,事前登録不要)。
科学研究費新学術領域「法と人間科学」では、毎年「模擬裁判企画」を行っています。第3回は、2014年3月2日に慶應義塾大学の三田キャンパスにて開催いたします。この企画は、多くの方々に科学研究費新学術領域「法と人間科学」の研究活動について知っていただき、司法や裁判について共に考えること、研究のためのデータを収集することを目的としています。今回は、100名弱の模擬裁判員にご参加いただき、模擬裁判のビデオをご覧いただき、16のグループに分かれて、裁判長役(弁護士などの専門家)の進行により議論をしていただく予定です。また,一般の参加者の方には,裁判員裁判に関する講演をお聞きいただきます。
【プログラム】
13:00 ~ 模擬裁判ビデオの視聴
14:30 ~ 講演 「裁判員裁判における量刑傾向:見えてきた新しい姿」
講演者:原田國男 先生 (元裁判官・慶應義塾大学客員教授)
*模擬裁判員はこの間評議を行います。
16:10 ~ 評決の報告,コメント,質疑,まとめ
●お問い合わせ先:
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
慶應義塾大学 文学部 伊東裕司
(電話:03-5427-1431 email:yitoh@flet.keio.ac.jp)
写真は左上から時系列順です。
上段左:司会、進行の成城大学 指宿教授(当領域)、上段右:模擬裁判開催大学であり、企画代表である慶應義塾大学 伊東教授
中段左:模擬裁判映像、中段右:評議中行われた 元裁判官・慶應義塾大学客員教授の原田國男氏による講演
下段:評議の報告・質疑の様子