「子どものための司法面接と体験を語る子どもの心理
~子どもへの包括的な支援をめざして~」
*たくさんの方々にお申し込みいただき、誠にありがとうございました。
お申し込みを締め切らせていただきました。
法と心理学の知見・成果を現場の方々に知っていただくために、文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」が、実務家研修を企画致しました。
昨年度9月、11月に開催した実務家研修にはたくさんのご応募ありがとうございました。好評につき、今年度はグレードアップして、お届けします。奮ってご参加の程、どうぞよろしくお願いいたします。
尚、申し込み受け付けの開始は 9月28日(月)からとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
[参加料無料]
【対象】
弁護士、警察官、検察官、家裁調査官、児童相談所職員など子どもと関わる職種の方に幅広く
---趣旨---
子どもが事件や事故に関係した場合や、虐待事実の確認が必要となる時、あるいは、子どもの意向調査が必要である場合など、子どもから話(体験)を聴くことが重要な意味を持つことがあります。しかし、子どもから話を聴くことに困難を感じておられる方は多いのではないでしょうか。
そのような場合に、海外では、子どもに対して負担が少なく、正確な報告を促すようデザインされた司法面接という面接法が積極的に活用されています。本研修では、この司法面接について、子どもから話を聴く立場にある方々を対象に講習を行います。
さらに、「体験を語る子どもの心理」についてもご紹介し、子どもへの支援について参加者の方と協働的に考えます。子どもからつらい体験を聴くことの多い司法面接と、そのような体験をした子どもの心理ならびに体験を語る子どもへの支援についてともに取り上げることで、両者の役割の違いや連携の重要性についても考えたいと思います。
【プログラム】
●10:00 ~10:20 開会の挨拶と企画趣旨
四天王寺大学・准教授 田中 晶子(「法と人間科学」公募研究班代表 )
●10:20 ~12:00 司法面接のガイドラインと演習
北海道大学大学院・教授 仲 真紀子
・ 講演:「司法面接(NICHDガイドライン)の実際
・ 演習:参加者による司法面接体験
---休憩(12:00 ~13:00)---
●13:00 ~13:30 司法面接のガイドラインと演習
・ 演習の振り返り
●13:30 ~14:30 講演「子どものトラウマ体験とその心理
―被害体験を語る子どもの理解とケアのために」
立命館大学 ・准教授 安田 裕子
(「法と人間科学」H24-25年度公募研究班代表 )
---休憩(14:30 ~14:45)---
●14:45 ~15:45 演習「司法面接にまつわる子ども支援
―グループ討議を通じて協働的・多面的に学ぶ」
立命館大学 ・准教授 安田 裕子
●15:45 ~16:00質疑応答
北海道大学大学院・教授 仲 真紀子
立命館大学・准教授 安田 裕子
四天王寺大学・准教授 田中 晶子
[お申し込み方法]
* ご参加を希望される方は、事前に上記リンクより申込み用紙をダウンロードし、ご記入の上、タイトルを「11/23実務家研修申込み」として、メールにてお申し込みください。受付完了後、「法と人間科学」総括班支援室よりお返事いたします。
* 当日参加の場合は身分を証明するものをご呈示頂きますが、状況によって参加をお断りする場合がありますことご了承ください。
● 申込み・問合せ先:
北海道大学大学院文学研究科
新学術領域研究「法と人間科学」総括班支援室
email : lahs*let.hokudai.ac.jp *メール送信の際には、*を@に換えてご利用下さい。
tel/fax : (011) 706 - 3912
主催: 文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究
「法と人間科学」総括班
共催: 文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究
「法と人間科学」
公募研究課題「司法面接における子どもの語り:
質問形式と応答の関係性について」
: 文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究
「法と人間科学」計画研究課題「子どもへの司法面接:
面接法の改善とその評価」
後援:立命館大学・立命館グローバル・イノベーション研究機構 (R-GIRO)
『法心理・司法臨床センター』
日本認知心理学会、法と心理学会、日本心理学会(決定順)