「多言語社会を迎えて ことばの壁とどう向き合うか
~留学生が事件・事故に遭遇したとき~」
文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」が、今回は徳山大学・福祉情報学会との共催で、学術シンポジウム・実務家研修を企画致しました。
たくさんの方々にご来場頂き、誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、盛会の60名ほどの来場者にお運び頂きました。該当分野のトップレベルの研究者達の講演に一般参加者の方も熱心に耳を傾けられ、質疑応答では、講演に感激されたコメントが寄せられました。
[参加料無料]
【対象】
留学生教育・支援にかかわる教職員,実務家(弁護士,警察官,社会福祉士など)。 学生サポーター,市民ボランティア,一般の方もご参加いただけます。
---趣旨---
近年の日本社会の国際化にともない,留学や就業のために日本で生活する外国人が増えています。しかし,外国人の母語に対応できる公共サービスや通訳人の数はまだまだ不足しており,さまざまな場面において,周囲の支援者の仲立ちが期待されています。本学術シンポジウム兼実務家研修では,外国人留学生とかかわる教職員や実務家,学生サポーターや市民ボランティアを対象として,外国人が事件・事故に遭遇した場合を取り上げ,専門家の先生方から先行事例や正しい知識を学ぶとともに,参加者を交えたディスカッションによって,今後加速することが予想される国際化に向けて,ことばの壁とどう向き合い,どのように支援していくべきなのかについて共に考える機会とすることを企図としています。
【プログラム】
13:00~13:10
・開会のあいさつ 徳山大学 福祉情報学会会長 岡野 啓介
・趣旨説明 徳山大学 准教授 羽渕 由子
(第一部:学術講演)
13:10~13:30 留学生支援の観点から(立部文崇講師 徳山大学)
13:30~14:10 やさしい日本語の観点から(庵 功雄教授 一橋大学)
14:10~14:50 コミュニティ通訳の観点から(水野真木子教授 金城学院大学)
<休憩>
(第二部:実務家研修)
15:00~15:40 外国人事件の観点から(土方恭子弁護士 東京パブリック法律事務所)
15:40~16:20 子どもの司法面接の観点から(仲 真紀子教授 北海道大学大学院)
<準備>
(第三部:全体討論)
16:30~17:10 全体討論
司 会 羽渕 由子 准教授(徳山大学)
パネラー 立部 文崇 講師(徳山大学)
庵 功雄 教授(一橋大学)
水野 真木子 教授(金城学院大学)
土方 恭子 弁護士(東京パブリック法律事務所)
仲 真紀子 教授(北海道大学大学院)
17:10~17:15 閉会のあいさつ
新学術領域研究「法と人間科学」代表 仲 真紀子 教授
[お申し込み方法]
* ご参加を希望される方は、事前に上記リンクより申込み用紙をダウンロードし、ご記入の上、タイトルを「11/1実務家研修申込み」として、メールにてお申し込みください。受付完了後、「法と人間科学」総括班支援室よりお返事いたします。
* 当日参加の場合は身分を証明するものをご呈示頂きますが、状況によって参加をお断りする場合がありますことご了承ください。
● 申込み・問合せ先:
北海道大学大学院文学研究科
新学術領域研究「法と人間科学」総括班支援室
email : lahs*let.hokudai.ac.jp *メール送信の際には、*を@に換えてご利用下さい。
tel/fax : (011) 706 - 3912
主催: 文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究
「法と人間科学」総括班
共催:文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究
「法と人間科学」公募研究「外国人留学生に対する面接のガイドラインの開発:
中国語母語話者を中心に」、徳山大学福祉情報学会
後援: 日本認知心理学会、法と心理学会、 公益財団法人 山口県国際交流協会、日本心理学会(決定順)