・日時:2014年3月22日(土) 13:00~17:00(開場12:30)
・会場:龍谷大学 深草学舎22号館102教室
*要事前申込/参加費無料
●報告者:
加藤昌義 [ 法務省矯正局・医療管理官 医科技官 ]
ドミニック・ドゥ・ギャラー(Dominique de GALARD)氏 [ 前フランス司法省・行刑局長補佐(医療担当)医師 ]
ティモシー・ハーディング(Timothy HARDING)氏 [ ジュネーブ大学医学部・名誉教授 ]
赤池一将 [ 龍谷大学法学部・教授 ]
三島 聡 [大阪市立大学大学院法学研究科・教授 ] (司会)
●企画の趣旨:
日本の行啓の目下の最大の課題は、刑務所などの刑事施設で医療を行う「医官」の確保です。現在、その定員の8割さえ満たせぬ状況があります。医者がいなければ医療は成り立ちません。政府も今年1月に公表された「矯正医療のあり方に関する有識者検討会」の報告書を受け、医官の待遇改善を中心とする対応策を急いでいます。しかし、それだけ医師の安定的確保と矯正医療を法務省から厚生労働省に移管する大改革を行いました。そして、その流れは、欧州の人権機関の活動を介して、ヨーロッパの少なからぬ国々に広がりつつあります。
このシンポジウムでは、フランスの大改革と欧州におけるその発展を導いてきた実務家をそれぞれお招きし、日本の現状を踏まえて、その改革構想のリアリティをより広い視野から検討します。
●申し込み・問い合わせ先:
龍谷大学 矯正・保護センター
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
TEL: 075-645-2040, FAX: 075-645-2632
詳しくは、ホームページをご覧下さい。
http://rcrc.ryukoku.ac.jp
主催:龍谷大学 矯正・保護センター
本誌ポジ有無は、科学研究費補助金新学術領域「法と人間科学・犯罪者・非行少年における処遇における人間科学的知見の活用に関する総合的研究」および科学研究費補助金基盤研究(B)「官民協働刑務所の新たな展開と矯正・保護の社会的構成に関する製作法学的研究」の助成を受けています。