7月の第8回法科学研究会では、「舞鶴事件」で当初、有力な証拠と考えられていた監視カメラ画像の鑑定について、遠山大輔弁護士に解説いただくとともに、弁護側鑑定人をつとめられた千原國宏先生に問題点をご指摘いただきました。画像鑑定は、DNA鑑定と並ぶ重要な証拠とされていますが、とても荒いレベルの画像を根拠に無理な認定に利用されて事例について、貴重なお話いただきました。
第9回研究会を下記のとおり開催いたします。どうぞお誘い合わせてご参加ください。
詳しくはpdfをご覧下さい>>
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第9回法科学研究会
・報告:玉木敬二先生(京都大学法医学教室)
「刑事鑑定で用いられるDNA検査」
有罪認定の決定的証拠ともなり、雪冤にとっても重要な証拠となるDNA鑑定。一般に用いられているDNA検査のうち、近年、日本の刑事裁判の鑑定で用いられている「DNA型検査」(アイデンティファイラー検査、Yファイラー検査)を中心に、その識別力、混合試料や微量試料における解釈について、日本と世界の現状についてお話しいただきます。
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主催:文科省科学研究費補助金新領域研究(研究領域提案型)法と人間科学
「犯罪者・非行少年処遇における人間科学的知見の活用に関する総合的研究」
研究代表者・石塚伸一
共催:龍谷大学矯正・保護総合センター
問い合わせ・連絡先:龍谷大学法科大学院 石塚伸一研究室
E-mail: ishizuka*law.ryukoku.ac.jp
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