●日時:2013年9月22日(日)~24日(火)
- 9月22,23日 10:00~18:30
- 9月24日 10:00~15:00
※プログラムに変更があり、開催時間が変更になりました。
●場所:北海道大学 人文・社会科学総合研究棟 W201,W202講義室
◆講師:
厳島 行雄(日本大学・教授)、
原 聰 (駿河台大学・教授)、
北神 慎司(名古屋大学大学院・准教授)、
仲 真紀子(北海道大学大学院・教授「法と人間科学」代表)、
伊東 裕司(慶應大学・教授)
今村 核 (東京第2弁護士会・弁護士)
◆企画:
厳島行雄(日本大学・教授)、
仲 真紀子(北海道大学大学院・教授「法と人間科学」代表)
*参加無料、宿泊先提供、事前申し込みにて定員10名
(募集は締め切らせて頂きました。ご応募ありがとうございました)
・定員数を超えた場合、書類審査より参加者を決定させて頂きます。予めご了承ください。
・参加者の22,23日の宿泊先は、東横イン(札幌駅西口北大前)をご用意しております。個人で予約された場合、宿泊をご提供できなくなりますので、ご注意ください。
>>申込用紙のダウンロード ※申込用紙は2ページになっておりますのでご注意ください。
企画者からのご案内
有罪とされ、その後、DNA検査により無実であることが判明した誤判事件では、その原因の第一位が目撃者による誤った犯人識別であることが示されています(全体の誤判原因の75%:米国イノセンスプロジェクトによる分析)。日本においても、目撃者の記憶の誤りによる誤判が報告されています。このような誤判を回避するためには、目撃者の証言や識別の科学的な心理学的評価が必要です。
目撃者の誤りの原因の多くが、目撃証言心理学の研究によって明らかにされてきました。しかしながら、日本では、その知識を司法関係者や一般市民に伝える専門家が少ないのが現状です。実際の事件では、心理学者が目撃者の知覚や記憶の正確さに関わる心理学鑑定や、法廷での証言を求められることがあります。ところが、このような専門家証人の仕事を、大学などで教育したり、専門家を育成するということは系統的に行われていません。
そこで、文科省科学研費補助金の新学術領域研究「法と人間科学」では、心理学知識の社会的還元および若手育成の趣旨に沿って、目撃証言に関する鑑定や一般市民への教育を行える専門家を育成するプログラムを実施することとしました。心理学を専門とする/専攻した博士課程の院生、ポスドク、教員・専門家・実務家を対象としています。心理学以外を専門とされる方や、不明な点につきましては、事務局にお問い合わせください。
[申し込み方法]
参加をご希望される方は、上記「>>申込用紙のダウンロード」より申込み用紙をダウロードし、必要事項とセミナー参加の動機などをご記入の上、メールにてお申し込みください。支援室よりお返事致します。なお、申込み多数の場合、参加動機などを審査の上、参加者を決定させていただきますます。予めご了承ください。
・応募〆切り:7月31日(水)厳守(締め切りました)
●申込み・問合わせ先
北海道大学大学院文学研究科
新学術領域研究「法と人間科学」支援室
Emai : lahs@let.hokudai.ac.jp
Tel. : ( 011 ) 706 - 3912
法と人間科学の研究者を中心にして構成された講師陣。
急病のため、Skypeにてご講演頂いた今村弁護士。
真剣に意欲的に取り組んだグループワークとその発表会(左上、右上、右下)
最終日の自由参加プログラムの「目撃証言の倫理」は講師陣を中心とした心理鑑定経験者によるフリートーク形式で、参加者とフランクに情報共有(左下)