「子どものための司法面接と体験を語る子どもの心理」
法と心理学の知見・成果を現場の方々に知っていただくために、文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」が、実務家研修を企画致しました。
※ 定員に達したため募集を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
好評のため同会場にて同内容の研修を再度行う予定で調整中です。次回もよろしくお願いいたします。
[参加料無料]
【対象】 弁護士、警察官・検察官、家裁調査官、児童相談所職員など
子どもと関わる職種の方に幅広く
---趣旨---
子どもが事件や事故に関係した場合や、虐待事実の確認が必要となる時、あるいは、子どもの意向調査が必要である場合など、子どもから話(体験)を聴くことが重要な意味を持つケースがあります。しかし、子どもから話を聴くことに困難を感じておられる方は多いのではないでしょうか。
そのような場合に、海外では、子どもに対して負担が少なく、正確な報告を促すようデザインされた司法面接という面接法が積極的に活用されています。本研修では、この司法面接について、子どもから話を聴く立場にある方々を対象に講習を行います。
さらに、「体験を語る子どもの心理」についてもご紹介します。子どもからつらい体験を聴くことの多い司法面接と、そのような体験をした子どもの心理ならびに体験を語る子どもへのケアの視点をともに取り上げることで、両者の役割の違いや連携の重要性についても考えたいと思います。
【プログラム】
●13:00 ~13:45 開会の挨拶と企画趣旨
四天王寺大学・准教授 田中 晶子(「法と人間科学」公募研究班代表 )
●13:45 ~14:45 司法面接のガイドラインと演習
北海道大学大学院・教授 仲 真紀子(「法と人間科学」代表 )
・ 講演:「司法面接(NICHDガイドライン)の実際
---休憩(14:45 ~15:00)---
●15:00 ~15:45 司法面接のガイドラインと演習
・ 演習:参加者による司法面接体験とその振り返り
●15:45 ~16:45 講演「トラウマ体験のある子どもの心理とそのケア」
立命館大学 特別招聘研究教員( 准教授) 安田 裕子
(「法と人間科学」H24-25年度公募研究班代表 )
●16:45 ~17:00 質疑応答
北海道大学大学院・教授 仲 真紀子
立命館大学 特別招聘研究教員( 准教授) 安田 裕子
四天王寺大学・准教授 田中 晶子
[お申し込み方法]
* ご参加を希望される方は、事前に上記リンクより申込み用紙をダウンロードし、ご記入の上、メールにてお申し込みください。受付完了後、「法と人間科学」総括班支援室よりお返事いたします。
* 当日参加の場合は身分を証明するものをご呈示頂きますが、状況によって参加をお断りする場合がありますことご了承ください。
● 申込み・問合せ先:
北海道大学大学院文学研究科
新学術領域研究「法と人間科学」総括班支援室
email : lahs*let.hokudai.ac.jp *メール送信の際には、*を@に換えてご利用下さい。
tel : (011) 706 - 3912