学術イベント情報

2021.03.19法心オンライン研究会

第4回 法と心理学会オンライン研究会

日時

2021年 3月 19日 (金), 18:00 ~ 19:00


説明

※今回は金曜日の開催です。ご注意ください。


顔出しなし、発言なし、会員以外の方・ご友人・ご家族ご同席でもOKです。

パジャマ姿での参加でもかまいません。「気軽に」を最最優先にご参加ください。


[日時] 2021年3月19日(金)午後6時〜午後7時 ZOOM開催(URLは下記)


[懇親会] 今回はspatial.chatを用いて行う予定です。参加の方法は研究会終了後にご案内します。これまでよりも会員との交流が楽しめます。是非ご参加ください。


[内容] 2つのご発表をいただく予定です。(敬称略)

●相澤育郎(立正大学法学部)「刑罰の一般予防効果に関する研究動向:法と心理学の領域における「刑罰の心理学」の発展に向けて」

要旨:刑法学では、刑罰には「特別予防」(犯罪者の再犯防止)と「一般予防」(一般人の犯罪防止)という2つの効果があると言われています。近年、日本では犯罪者処遇モデルが活発に論じられるなど前者に対する注目は集まっていますが、後者への関心は必ずしも高くありません。しかし、いわゆる「あおり運転罪」の創設や新型コロナ感染者の入院拒否への罰則(過料)の追加などが行われ、さらに大麻の自己使用罪や不同意性交罪の創設に向けた検討が進められるなど、処罰による犯罪予防を目的とした立法は後を断ちません。私の報告では、刑罰の一般予防理論に関する欧米の研究の紹介と、法と心理学会における「刑罰の心理学」のさらなる発展に向けた共同研究の提案などを行いたいと思います。


●笹倉香奈(甲南大学法学部)

「専門家のバイアスに関する共同研究の可能性」

要旨:刑事裁判では、法科学等の専門家の意見が大きな影響を持つことが少なくありません。しかし、近年、アメリカにおいては専門家の意見について、

認知バイアスの影響が指摘され、実験研究含む検討が行われてきています。

日本においても同様の研究をすることができないか、可能性について議論できればと思っています。


[ZoomのURL]お申込み時にご登録いただいたEmailアドレスに当日までにお送りいたします。

 ※ お名前とご所属を明記したアカウント名(e.g. 山田花子@田中大学)でご入室ください。 

 ※ 会員以外の方の参加も歓迎しますが、無断での録画録音、進行の妨げになる発言など、常識的ルールに違反することはご遠慮ください。また、定員を超えた場合には入室できないこともありますので、よろしくお含みおきください。