学術イベント情報

2021.07.29法心オンライン研究会

第8回 法と心理学会オンライン研究会

日時

7月 29日 (木), 18:00 ~ 19:00


説明

顔出しなし、発言なし、懇親会からの参加、会員以外の方・ご友人・ご家族ご同席でもOKです。


パジャマ姿での参加でもかまいません。

「気軽に」を最最優先にご参加ください。



[日時] 2021年7月29日(木)午後6時〜午後7時 ZOOM開催(URLは下記)



[懇親会] spatial.chatを用いて行う予定です。

      参加の方法は研究会終了後にご案内します。


[内容] 2つのご発表をいただく予定です。(敬称略)


・板山昴(関西国際大学)

<社会的制裁と罰の重さの関連性>

社会的逸脱行為者についての個人情報等をネット上に公開し、糾弾するということが日常的に行われている。このような行為は社会的逸脱行為者に対する一種の社会的制裁であり、いわゆる私刑に該当する行為と考えられるため、社会的に問題です。本報告では、このような無関係な他者による社会的制裁により、行為者に与えるべきであった罰(苦痛など)が少なからず与えられたと認知され、公的に与える(べきだと思われた)罰からその分が軽減されることや、第三者は社会的制裁を認知したことで満足してしまう可能性などについてお話し、当該問題について(そもそもの逸脱行為も含め)議論できればと思っております。


・福島由衣(日本大学人文科学研究所・龍谷大学犯罪学研究センター)

<心理学的知見に対する裁判官の評価:刑事裁判判決文の計量的研究>

近年,心理学者が証人の供述の信用性や被疑者の虚偽自白について実験や調査を行い,そこから得られた知見を裁判所に証拠として提出する機会が増えてきている。しかし,裁判所は心理学的知見を,必ずしも歓迎してきたわけではない。いくつかの有名事件でその証拠価値が認められなかったことから,心理学的知見に対する裁判所の信用は低いのだと指摘する研究者もいる。そこで本研究では,心理学的知見が利用された過去50件の刑事事件の判決文を対象に,裁判所が心理学的知見に対してどのような判断を行っているか計量的な調査を行い,そのような指摘の妥当性を検討した。  (*昨年度の法と心理学会大会報告と重複します)


[zoomのURL] お申し込み時にご登録いただいたアドレスに当日までにお送りいたします。

 ※ お名前とご所属を明記したアカウント名(e.g. 山田花子@田中大学)でご入室ください。

 ※ 会員以外の方の参加も歓迎しますが、無断での録画録音、進行の妨げになる発言など、常識的ルールに違反することはご遠慮ください。また、定員を超えた場合には入室できないこともありますので、よろしくお含みおきください。