学会誌「法と心理」

2005.01.01学会誌

法と心理 (第4巻第1号)

■特集「広津和郎の松川裁判批判の今日的継承」

法と心理学会第4回大会シンポジウム

 一瀬 敬一郎



■一般論文

虚偽自白の心理構造

 金 秉俊


参審型制度に対する法曹の評価に及ぼす人数比の影響

 藤田 政博


不採用証拠の存在が採用証拠の評価・判決に及ぼす影響について-社会人と学生が仮想的に裁判員になった場合の比較・検討-

 山崎 優子・伊東 裕司


裁判員に与える情報が複雑なほど裁判官への同調が強まるか?-裁判員への認知的負荷が裁判官から受ける正当性勢力に及ぼす効果-

 杉森 伸吉・門池 宏之・大村 彰道


刑事事件に対する主観的量刑判断

 伊田 政司・谷田部 友香


被害者供述の信用性評価における対話体資料の重要性について

 森 直久


証言態度の変容を数量的に分析する試み

 脇中 洋


情動的ストレスが記憶に及ぼす効果に対する空間的中心性と内容的中心性の影響

 伊東 裕司・佐山 玲子


事後情報の提示モードと誤情報効果

 丸山 昌一・西 真理子・厳島 行雄


■ワークショップ

法と心理学会第4回大会 ワークショップ報告要旨  虐待の家族援助-親子分離と再統合

 齋藤 哲・三上 邦彦・花田 里欧子・鈴木 俊博・村松 敦子


■書評

R.ミルン,R.ブル著(原聰編訳)「取調べの心理学-事実聴取のための捜査面接法」

 平 伸二 


E.W.バトラー他著(黒沢香・庭山英雄編訳)「マクマーチン裁判の深層」

 田村 直子


山本登志哉編著(脇中洋・齋藤憲一郎・高岡昌子・高木光太郎著)「生み出された物語-目撃証言・記憶の変容・冤罪に心理学はどこまで迫れるか」

 荒木 伸怡


■ガイドライン

目撃供述・識別手続きに関するガイドライン(案)

2004年10月1日 ガイドライン検討会案

法と心理学会 ガイドライン検討会


■第5回大会の記録


■研究会紹介


■編集規定


■投稿規定