学会誌「法と心理」
2019.12.10学会誌
法と心理 (第19巻第1号)
■特集「犯罪心理学と法と心理学の交差点――これまでとこれからを考える」
企画趣旨
入山茂・板山昂
日本の犯罪心理学研究の歴史と課題
桐生正幸
法と心理学のこれまでとこれから
仲真紀子
展望ーーこれからの犯罪心理学と法と心理学の交差点
板山昂・入山茂
■法と心理学会第19回大会 ワークショップ
供述心理分析の再検討
笹倉香奈・鴨志田祐美・大橋靖史・浜田寿美男・水野智幸
裁判官裁判と裁判員裁判ーー控訴審における破棄率の変化を手掛かりに
外塚果林・辻川圭乃・福井厚
犯罪をした人が自ら「今ここを生きる」ためにーー処遇における法的地位・処遇論と心理職による支援のあり方
森久智江・相津育郎・斧原藍・赤津玲子
虐待を受けた子どもへの包括的支援を考える―「捜査とケア」二者択一から両立へ
田中晶子・安田裕子・上宮愛・片岡笑美子・鈴木聡・西部智子・仲真紀子
■原著論文
厳罰傾向および防犯行動の規定要因ーー犯罪不安、被害リスク知覚、自己決定欲求、コミュニティによる自己決定を中心に
向井智哉
■書評
益子洋人/著『教師のための子どものもめごと解決テクニック』
小湊真衣
板山昂/著『裁判員裁判における量刑判断に関する,心理学的研究ーー量刑の決定者と評価者の視点からの総合的考察』
中田友貴
■関連学会報告
日本司法福祉学会の現状と展望
藤原正範
■海外学会参加報告
ヨーロッパ法と心理学会2018
金成恩
東アジア法と心理学カンファレンス第12回大会参加報告
山崎優子
■広報
法と心理学会第19回大会 大会発表賞の紹介
藤田政博
■編集規定
■投稿規定
■編集後記