ニュース

2025.03.04研究会

第35回 法と心理オンライン研究会開催のお知らせ

法と心理学会会員の皆さま


研究企画から第35回オンライン研究会開催のお知らせです。


顔出しなし、発言なし、会員以外の方・ご友人・ご家族ご同席でもOKです。どなたでもお気軽にご参加ください。

また、ご発表後にはそのままオンラインで懇親会・交流会を行いますので、そちらもぜひ併せてご参加ください。懇親会からの参加も大歓迎です。


【日時】 2025年3月29日(土)14~15時

【会場】Zoomオンライン会場(URLは会員ページ,3月2日に送信したMLをご覧ください )


【内容】以下のご発表をいただく予定です。
1.タイトル
「法と心理」マイクロパブリッシングについての提案

2.登壇者
藤田政博(関西大学)

3.アブストラクト
「法と心理」編集委員会では、常任理事会での決定を受けて現在、新規の論文の分類「マイクロパブリケーション」を作ることを検討している。「マイクロパブリケーション」は、短く簡潔な論文を迅速に査読・公開する形態で、国内外の学会ですでに先行例がある。そして、この「マイクロパブリケーション」を出版する活動のことを「マイクロパブリッシング」と呼ぶこととする。今回の報告では、常任編集委員と正副理事長からなる「マイクロパブリッシングワーキンググループ」の検討の結果を披露し、会員から広く意見を募ることを目的とする。
 新しい査読分類「マイクロパブリケーション」を本学会で最初に提案したのは、向井理事と綿村副理事長であり、その提案が今回の提案のベースとなっている。「マイクロパブリケーション」を行う主な目的は、学術研究の迅速化と若手研究者支援である。例えば、単一の研究結果や主張に焦点を当てた短い論文は、従来の論文よりも査読のスピードアップが期待できる。そして、学会発表等の単一研究の成果を論文化することで研究成果を共有・蓄積しやすくなるとともに、若手研究者にとっては速い査読と公開は業績化の大きな一歩となる。この新しい試みは、日本の法と心理学研究のさらなる発展を目指している。当日は、具体的な運用方法案や期待される成果を報告しつつ、会員とともにその可能性を探る場としたい。