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法と心理学会オンライン研究会合宿のご報告
このたび、学会からの助成金ならびに会員の皆さまからのご支援をいただき、2025年8月9日(土)から10日(日)にかけて、滋賀県琵琶湖畔のホテル・ピアザにおいて研究合宿を実施いたしました。本企画は、若手研究者が分野や所属を越えて交流し、研究の幅を広げるとともに、将来的な共同研究や学会活動への主体的な参加を促進することを目的として企画しました。
合宿では、学部生を含む7名によるフラッシュスピーチが行われ、各自が自身の研究を簡潔に紹介したうえで活発な質疑応答が交わされました。法学と心理学という専門領域、世代を越えた活発な議論、交流が実現しました。発表には、宿泊参加、日帰り参加、さらにはオンライン(Zoom)参加を含め、合計24名にご参加いただきました。
また、本企画の実施にあたり多大なご支援を賜りました学会ならびにカンパのご支援を頂いた14名の会員の皆さまに、心より感謝申し上げます。いただいた助成金、カンパ代は法と心理学会若手研究者奨励賞の規約における若手研究者の定義に該当する、学生を中心とした若手の宿泊費、懇親会費として使用させていただきました。
終了後に参加者からいただいた感想を見ましても、参加者の満足度は高く、次回以降の開催を望む声も多く寄せられています。研究企画員会では、来年度もこうした企画の運営が継続できるよう努力して参ります。
法と心理学会研究企画員会
井奥 智大
板山 昂
福島 由衣
―参加者からいただいたご感想―
今回、学部3年生ですが卒論構想についてフラッシュスピーチをさせて頂きました。現場や研究分野で実際に活躍されている先生方から多くのアドバイス等ご教授頂き、大変刺激を受けました。また、初めての合宿参加の中、先生方や先輩方の熱心なご指導と温かい雰囲気の中で、スピーチ後の交流会でも貴重なご意見やお話を直接お聞きすることが出来ました。今回の合宿では、歳の近い院生の先輩方もいらっしゃったことで、将来の進路や研究テーマなどについて具体的なアドバイスを頂くことができました。これらの経験は、今後の進路や目標を見つめ直すきっかけとなりました。この2日間、知識だけでなく人との繋がりや研究に対する熱意がより高まったとても貴重な時間を過ごすことができました。